ハウスメーカー選びって、標準仕様が気になるところじゃないでしょうか。仕様ってメーカーごとに千差万別ですが、標準仕様でどこまでカバーできるかで、けっこう見積もりに変化が出ると思います。
我が家がアイ工務店を選んだ理由のひとつが、標準仕様でけっこうグレードが高いな、と思ったこと。あと、キャンペーンをもれなく適用していくと、あまりオプション料金がかからずとも満足度の高い家づくりができそうだな、と思ったんです。というわけで、標準仕様とかキャンペーンとかも含め、我が家のいろいろ選んだ記録。
アイ工務店の設備や仕様。標準仕様って?
アイ工務店と契約すると(お願いすると契約前でも見せてもらえます)契約している規格にあわせて「設備仕様一覧」というファイルをもらえます。こんなの↓
ここに、さまざまな設備や仕様の一覧が入っていて、標準仕様が何か、オプションで何を選べるかが確認できるというもの。なんていうか普通のファイルにA4でプリントアウトされたものがファイリングされていて、とても簡素なのですが、こういうとこコストカットしてるんですよ~というのがアイ工務店さんのトーク。
我が家はアイ工務店のE-esという規格?カテゴリー?だったので、それに準じたものがファイリングされていました。
そもそも、標準仕様とは
多くのハウスメーカーでは「標準仕様」というものがあり、住宅設備や外装、内装である程度グレードが決められています。実際に家を建てるに当たっては、標準のままで良しとするか、グレードを上げるか、オプションを付けるかで最終的な仕様を決めていく、というわけです(それによって見積もりが変わる)。
アイ工務店さんの標準仕様・キャンペーン
標準仕様ってそもそもよく変わりますし、エリアによっても違ったりするので(アイさんは支店によって違ったりする模様です)、ここから下で標準仕様についても触れますが「そのときどきで違う」という前提で読んでもらえたらと思います。
ちなみに、アイ工務店さんは標準のグレードもわりと良かったのですが、けっこうたくさんキャンペーンがありました。クリナップのキッチンを選べば食洗機サービスとか、浴室・トイレをTOTOにしたら浴室乾燥はサービスとか。
なので、少しでも安くしたい場合は、メーカーにこだわらずキャンペーンも当てはめて考えるといいのかな、と思います(我が家はフル活用。予算なかったので…)。
キッチン
前置きが長くなりましたが、まずは気になるキッチン。我が家の場合、標準で選択できるのはタカラスタンダード、クリナップ、LIXIL、TOTOの4社でした。
で、選択したのはクリナップの「ステディア」。選択理由は、クリナップを選ぶとキャンペーンで食洗機無料だったのと、さらにそれを深型にサービスしてくれると営業さんから案内があったからです。
ショールームにも行ったのですが、特に追加するのないねってことで(最初はハンズフリー水栓つけてましたが最終的に減額対象に)、我が家のキッチンはド標準です。ほんとに標準からカラーとか選んだだけ…。
カラーはロッシュグレーにショートバーブラックの取っ手。
LIXILもタカラも見たかったのですが、見て、比較すると「そっちがいい」って思っちゃうかもですし、そうすると「食洗機深型」の予算が別にかかっちゃうわけで。
この食洗機の優先順位が我が家ではそこそこ高かったので、クリナップキッチンで十分満足できるね、ってなった時点で、他のメーカーを見るのはやめました。
まあでもLIXILのリシェルSIは見たかった…かも。。。見るだけでも見ておけば良かったなと思わないでもない。
浴室・洗面
浴室は、タカラのリラクシア、LIXILのアライズ、TOTOのサザナから選択可能でした。これも我が家はキャンペーン利用で。浴室・洗面台をTOTOで統一すると浴室乾燥機がプレゼントされる、ということでTOTOのサザナにしました。
オプションにしたのは、扉を折れ戸から開き戸にしたくらいかな。5000円くらいのアップでした。
洗面台もあわせてTOTOに。
トイレ
トイレはLIXIL、TOTOから選べました。…というかしっかり確認してないんですがこれだけなのかな!?とりあえず標準仕様ファイルに入っていたのはこの2メーカー。
選んだのはTOTOで、理由は、トイレをTOTOにすると標準からワンランクグレードアップでタンクレスタイプにできたので(標準だとタンクレスではないです)。1Fはキャンペーン適用でタンクレス、2Fは標準タイプにしました。
といっても、タンクレスタイプにして手洗い器をオプションで入れたので、全体的にはプラス見積もりになったのですけどね。あとトイレではオプションで収納を入れました。
全体的に考えて、我が家はあんまり住設にこだわりがないなと思います。。。しっかり比較していくと、やはりこのメーカーがいい!とかあるんでしょうけど、それよりはキャンペーン適用していって余ったお金を外構に回したりしたいなぁと思っていて…そんな感じの選び方に。
外壁・屋根とか軒天とか
外壁はニチハのFu-feプレミアム。18mmまで標準で選ぶことができました。これが標準装備というのは結構よくて。
この外壁のいいところが、メンテナンス性にすぐれていて、外壁の塗り替えが長期間にわたって必要なくなること。メンテのコストと手間が軽減されるのは大きいですね。
屋根は瓦。ブラック・ブラウン・銀鱗の3色から選べたので、ブラックに。
ちょっと嬉しかったのが木目調の軒天も標準で選べたこと。ほんとはリブ調のがよかったのですが、これは標準で十分だなということに。
床材
床材は、標準だとダイケンのルームアートか永大のスキスムTシートフロア、アトムフィットGMから選べるということでした。
我が家は、これもキャンペーンでワンフロアだけダイケンのトリニティを選択できたので、1Fをトリニティに。2Fはルームアートで標準のままです。
まとめ
いやー、なんていうか、書き始めるとキリがないですねw
というか、書いてみると、我が家は標準+キャンペーン利用ばっかりだなと思います。でも、それでも結構満足でした。少なくとも、オール標準でもそこまで暮しにくさや安っぽさはないかな、というのが個人的な感想。
まあでも、そのあたりは我が家が建売もあわせて検討していたからかもしれません。
以上、つれづれなるままに住宅設備について でした。