間取りの打ち合わせやショールーム見学前にやっておくといい事前準備…、というとたくさんあると思うのですが、「見落としがちだけどやっておくといいこと」を書いてみたいと思います。
それは、「今の自宅のサイズを全部しっかり測ること」。
意外とイメージしやすいのがサイズ感。ちょっと面倒ですが、最初にしっかり測ってメモしておくと、打ち合わせがぐっとラクになります!
現在のサイズって意外と知らないもの
家づくりをするときに、具体的なイメージを持ちやすい基準というのは「現在の自宅」だと思います。そりゃ、インスタ見たりカタログ見たりモデルハウス見ていると、まねっこしたいところはたくさんあると思います。でも実際、使ってみてどうか?という「住み心地」の部分は、今の自宅をもとに想像すると分かりやすいと思うんですよね。
私達は、実際、自分の自宅をあちこちメジャーで採寸してみて、へえ~~となったことがいくつもありました。
洗面台の横幅は650くらい…マンションとはいえちっちゃいな~
天井の高さは2400…あ、新しいお家の設計でも基本の高さ同じだね。
玄関は横幅90…今あまりにも狭いからこれはしっかり広さ考えよう。
吊り戸棚のは天井から約90…使いづらいのはサイズの問題なのか?
考えてみると、暮らしていて、あまり「サイズ」で物事を考えることってないんですよね(いや、収納上手な人とかだとちゃんとイメージするんでしょうけど)。
実際に測ったサイズ
我が家では、本当にありとあらゆるものを測りました~そのときごとに。。
天井の高さ
窓の大きさ
部屋の広さ(○×○って感じに)
キッチンの高さ
吊り戸棚の高さ
コンセントのサイズと高さ
作業台の広さ
玄関の幅・奥行き
トイレの幅・奥行き
収納のサイズ
ダイニングテーブルなど家具のサイズ
…などなど。
一気に測るとしんどいので、キッチンのショールーム見学前にはキッチンのありとあらゆるものを測り、間取り決めのときには部屋をあちこち測り、という感じで進めました。
「今のサイズ」があることのメリット
なんといっても、こういう細かいサイズ感を知っておくと、間取りやショールーム見学でサイズ感を把握するときに困りません。
「狭く見えるけど今より広いな」「ここのサイズは今より小さいのか」など、すごくイメージがしやすいんですよね。ショールームでもメジャーとか持っておくと、より「こうしたい」が分かりやすいんじゃないかな、と思います。
「今の家を知る」は基準を持つのにとてもおすすめ
「こんな家にしたい」が細部までイメージできている人にとってはあまり必要ないかもしれませんが、実際は、何か「基準」があって、それより広くしたい、狭くしたい、とイメージする人が多いんじゃないでしょうか。
そんなときに、その「基準」として、「今住んでいる家」について正しい情報を知っておくことはとてもおすすめ。数字で知っていると、夫婦間でもコンセンサスをとりやすかったので、よかったですよ!