28坪2階建て・家事ラクな家づくり

アイ工務店の施主ブログ。

28坪で叶えたかった「家事ラク」。面積をコンパクトにして設備(3種の神器)に予算を充てた理由

家づくりの現実は土地の条件や予算という「枠」との戦い。我が家の場合、その着地点は「延床28坪・2階建て」でした。

決して余裕のある広さではありません。だからこそ、私たちは「広さ」を追い求めるのをやめ、その分を「日々の家事を劇的にラクにする設備」に充てることに。

今回は、28坪という限られたスペースを最大限に活かすために導入した、我が家の「家事ラク3種の神器」とその工夫についてお話しします。

 

1. 28坪という条件。だからこそ「家事ラク」を最優先にした

正直に言えば、最初から「あえて小さくしよう」と思っていたわけではありません。理想を詰め込めば坪数は膨らみ、比例して建築コストも上がっていきます。

そこで私たちは考え方を変えました。
「10年後、20年後に『広かったね』と思うことより、毎日『家事がラクで助かる!』と思える方が、今の私たちには価値があるのではないか?」

面積を28坪に収めることで浮いた予算を、自分たちを助けてくれる設備へ。これが、我が家の家づくりにおける「選択と集中」でした。

 

2. 【乾太くん】ベランダや干し場のスペース問題を解決

28坪の家で悩ましいのが「洗濯物をどこに干すか」という問題です。脱衣所を広くしてランドリールームを作る余裕も、大きなベランダを作る面積も限られています。で、共働きの私たちには洗濯物干しに使う時間も惜しい!

そこで導入したのが、ガス衣類乾燥機の「乾太くん」です。

これがあるおかげで、外干し用のベランダを最小限(あるいは無し)にでき、室内干し用のホスクリーンも最小限で済みました。何より、天気を気にせず1時間足らずで洗濯が完結する。狭い家だからこそ、物理的な「干すスペース」を機械に任せるメリットは絶大でした。

3. 【ファミリークローゼット】「狭いからこそ」1箇所にまとめて動線を短縮

28坪の2階建てだと、まぁ狭いといえども1階で洗った洗濯物を2階の各個室へ運ぶのはなかなかの重労働です。

我が家はあえて1階の脱衣所の隣に「ファミリークローゼット(ファミクロ)」を配置しました。

洗う・乾かす(乾太くん)

畳む・しまう(ファミクロ)

この一連の流れが、わずか数歩の範囲で完結します。廊下や階段の移動を削ることで、28坪というサイズが「動線の短さ」という最大の武器に変わりました。

 

4. 【深型食洗機】キッチンを広く使いたいからこそ、後片付けは「丸投げ」

コンパクトな家では、キッチンのワークトップに洗い物が溜まっているだけで、家全体が散らかって見えてしまいます。

そこでこだわったのが「深型食洗機」です。

標準的な浅型ではなく、あえて深型を選んだのは、フライパンや鍋までまるごと放り込みたかったから。予洗いの手間を省き、シンクの中を常にスッキリ保つ。視覚的なノイズが減ることで、28坪のLDKでも窮屈さを感じずに過ごせるようになりました。

5. 【予算の考え方】「建物の大きさ」と「暮らしの設備」のバランス

家づくりにおいて、坪単価を考えると「1坪」の重みは非常に大きいです。

もし無理をして30坪に広げていたら、予算オーバーでこれらの設備を諦めていたかもしれません。しかし、面積を28坪に抑えたことで、毎日自分たちを助けてくれる「3種の神器」を導入する余裕が生まれました。

「大きな箱」を作るよりも、「中身の質」を上げる。これが、限られた予算内で満足度を最大化させるための、我が家なりの答えでした。

まとめ:28坪は、工夫次第で「家事が一番ラクな家」になる

28坪という面積の制限は、決してデメリットだけではありません。「無駄な動きを削ぎ落とすチャンス」かも?と思います。

広さへのこだわりを少し手放し、その分を自分たちの「時間」を作ってくれる設備に充てる。そうして出来上がった家は、コンパクトながらも驚くほど家事がスムーズで、心にゆとりを与えてくれる場所になりました。

「広さが足りないかも……」と悩んでいる方にこそ、ぜひ「設備による家事ラク」という選択肢を検討してみてほしいと思います。

この記事が、どなたかの家づくりのヒントになれば幸いです。28坪の暮らし、意外と(というか、かなり)快適ですよ!