間取りプランを出してもらっているときに、とある会社から聞いたことがあって、それが「容積率緩和」。簡単にいえば、一定の用途で設ける「壁に囲われた空間」であれば、一定の広さまでは容積率算定のための床面積に入れずつくることができる、というもの。
ものすごく簡単にいえば一定の基準を満たせば容積率以上に建てることができる、というもののよう。というわけで、今回はその容積率緩和について。
(素人が備忘録的に書いているものなので、詳細はもちろん専門家や担当営業さん、設計士さんに聞いてくださいね)
容積率緩和ってなんだ?話が出たきっかけ
容積率緩和ってググると、一戸建て住宅での話ではなくて、備蓄倉庫とか、救助物資の保管庫とか、自動車倉庫とか、そういう話が出てきます。通常、一戸建てで関わるものというと自動車倉庫くらいかなと思うのですが(ビルトインの車庫は延べ床面積に含まれないですし)
私達がその話を聞いたのは、土地は未決定ながらも、間取りを考え始めたとき。その時点で私達の候補となっていた土地は容積率が100%の狭めの土地と、容積率80%のそこそこ(といっても狭いが)の土地でした。
いずれにせよ建坪で30は建てられない土地だったので、単純に「限られた条件で少しでも広くするには」の話の中で出てきた、という感じ。備蓄食料やらテントやら保存するって用途だと、パントリーを備蓄庫扱いにできるかも、自転車を主に置くなら玄関横収納を自転車置き場扱いにできるかもとか、そんな感じですね。
我が家でも使えるのか調べてみた
そこで調べてみたのですが、ググってみてもあまり一戸建てで使ったよーみたいな情報はなくて。以下の記事がわかりやすかったです。
「備蓄倉庫(防災倉庫)」の容積率緩和は使いやすい?(一戸建て住宅も可能か) | Yamakenblog
もともと一戸建てを想定されたものではないが、一戸建てだからといって適用できないわけでもない…といったところなのでしょうか。ちなみに自動車・自転車倉庫についてはこちら。
容積率の緩和(自動車・自転車車庫)の解説 | Yamakenblog
まあ、たとえばパントリーを備蓄庫として申請したとしても、ほんとに備蓄だけじゃなくなんかいろいろ置いちゃいそうですし、玄関横の空間を自転車置き場として申請しても靴とか置いちゃいそうですし、一戸建てにおいてはなんかグレーになりそうだなぁ~…みたいな感想だったりするのですが。。。どうなんかな。
ちなみに、今の間取りは
ちなみに、今進めているハウスメーカーさんから出てくる間取りは、特に容積率緩和は使わずの正攻法。「容積率緩和、できなくはないけれど最終的には建築確認検査の担当者のジャッジになる、否認されたらプラン練り直しというリスクはあります」とのことでした。
現状でも予算ギリギリですし(これ以上建坪増えたら予算オーバー)、うまく階段下スペースを使ったりしつつ希望は叶えてくれているので、それでいいかな…と思って現状そのまま、というのが我が家です。
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