家づくりをしてみて、面白いなと思ったのが「窓」。方角とか、周辺環境によって、気を付けるべきことも違えば、性格も違う。室内からの見え方はインテリアにも大きな影響があるなと思います。
今回はその中の「北側の窓」について。我が家は北道路の家なので、通りに面した方の窓、でもあります。
北側の窓の特徴。光がやわらかく入る
周辺環境にもよりますが、東、南、西は基本的に直射日光が入る、まぶしすぎる時間があったりするものかな、と思います。逆に入らない場合は、隣家や建物が近くにあったりする場合が多いですかね。
光が入るのはいいこともありますが、直射日光は部屋の中が日焼けする、暑くなる、まぶしい、みたいなデメリットもあります。
北窓の大きな特徴っていうと、光が直接入ってくる時間がないことかなと。一日を通して、年間を通して、やわらかめの明るさが入ってくる、というイメージです。
温かさはあまりないですが、明かり取りという意味合いでは、そこそこの大きさがあれば北側の窓でも十分、明るいです。
我が家のお気に入りの北窓
そんな北側の窓の特徴をふまえつつ、我が家で作った北窓のお気に入り。
1：透明の横長を配置して空の見える部屋に
子ども部屋です。ここは、高めの位置に横長のFIX窓。
2階の高い位置の窓で、高い建物を建てられないエリアなので視線は入ってきませんが、空がきれいに切り取られたように見えます。角度によっては電線も入りますが、晴れた日は気持ちいいです。
ここはカーテンもつけていなくて、「空の見えるお部屋」という感じにしました。
2：大きめの吹抜け階段の窓
我が家はリビングに吹き抜け階段があるのですが、そこにも大きめのFIX窓がやや高い位置にあります。階段上り下りするときに空が見えて気持ちいい。
ここは、見ようと思えば2Fホール、少し遠い位置のお宅のベランダからなら視線が入ります。ごく狭い2Fホールなので、それは気にしないことにして、カーテンはつけていません。
3：お風呂場はくもりガラス
お気に入りというよりはまあ普通に、くらいの場所としては、お風呂場の高い位置のくもり窓。これは開閉できる横滑り窓です。
空が見えるとかいう爽快感はないですが、ふんわり光が入るのが好きです。浴室の窓には賛否両論あると思うのですが、私はこれくらいの窓好きだなあ。
我が家の後悔ポイントの北窓
1Fの玄関と洗面所にも北窓がありますが、ここも北だしいっか、と透明にしたんですね。
これは後悔ポイント…！お向かいのベランダからばっちり見えますｗ
そして、こちらからもベランダがよく見えるので眺望が良いわけでもなく。ここはちょっと落ち着いてから、目隠しフィルムでも貼ろうかなと思っています。
（お向かいが入らないように撮った）
窓、透明にしてカーテンなしというのは我が家では他に二箇所あって（前述の子ども部屋と階段）その2つはとても気に入ってますが、ここは後悔ポイント。透明にするのはリスキーでもあるので、きちんと角度とか、考えないといけないですね(^^;)
私は透明窓好きですが、くもり窓の方が無難という考えもあると思います。
北側の窓いらない説。デメリットは？
…と、ここまで書いてきたようにわたしは結構、北側の窓もラブなのですが、いらない説もあるよなぁ、と思います。やっぱり他の方角の窓と比べるとパワーは落ちるからでしょうかね。あと、デメリットもあるかと思います。
寒さ
冬の窓周辺って寒いですよね！
特にやっぱり北側って冷えるので、このあたりどうかというのはあるかなと…今の性能の良い家だとどうなのだろう。。。
まだ新築で冬を越していないので、これは冬を迎えてもう一度確かめてみたいことかな。
お掃除＆視線
あと、北側の窓に限ったことじゃないですが、「透明カーテンなしにできるの北窓のメリットでしょ」という個人的な北窓メリットに対するデメリットとして、透明にしちゃうとお掃除がやや大変＆視線が気になる、というところがあると思います。
今はすごく長く延びるワイパーなんかもあるので掃除はできなくもないですが、それでもやはりくもり窓と比べちゃうと汚れは目立ちますね。
それから、視線に関することでいえばすでに書いたとおりで、場所によっては視線が気になるところもあるのかなと。
…というわけで、以上つれづれなるままにですが。
北側の窓に対して思うこと でした。
