「クロス沼」なんて言葉がありますが、注文住宅のクロス選び、特にアクセントクロスは、ほんとにやりだすと沼だなぁ~……なんてことを思います。ぜんぶ白!って思いきれたらそれはそれでいいけれど、ちょっと遊び心もほしい。そこで、我が家ではごくごく一部に、ごくシンプルなアクセントクロスを選ぶ、という結論になりました。
というわけで、我が家のアクセントクロスで成功したところと失敗ポイント、ブログでもまとめておきたいと思います。
- 我が家のアクセントクロスへの温度感や方針
- アクセントクロスを使った場所
- 逆に、アクセントクロスを使わないと決めていた場所
- 「グレーっぽい濃い色」を選んだアクセントクロス
- アクセントクロスの失敗ポイント
- まとめ:少なくまとめたアクセントクロスでもけっこう満足
我が家のアクセントクロスへの温度感や方針
私たちの温度感としては、
・本当はぜんぶ白でもいい。結局飽きがこないし広く見えるし白だよね
・でもせっかくの注文住宅なので少しはアクセントクロス使いたい
・飽きないように最小限で、柄物は使わず、ごくシンプルに
…という感じでした。
このあたりは本当に好みによると思うのですが「柄物とか、カラーとかたくさん使っていても統一感あって素敵」なおうちって、インスタやネット見ていても本当に少ないなと思ったのがきっかけ。。。
「自分の好み」で選び切ればお気に入りの空間にはなるかもしれませんが、
・自分だけじゃなく家族も好きか
・万が一、売ることになった場合に「万人受け」から離れすぎていないか
というところを考えると、私、センスに自信ないですし、無難な程度にまとめた方がいいんだろうな…と思いまして。
万人受けは狙わないけれど、かといってひとりよがりなお家にはしたくない。
そんな考え方でした。
個人的に好きな柄はあるのですが、柄物だとどうしてもガチャガチャしてしまいますし、(私は好きでも)家族みんなが好きな空間にはなりづらいような…それならある程度無難な選択のほうがいいかな…と思って、シンプルな方向で抑えることにしました。
アクセントクロスを使った場所
というわけでアクセントクロス選びを始めたのですが、まず、どこに貼るか?というところから。我が家でアクセントクロスを使った位置は4つです。
・玄関(これはアクセントクロスというのか?エコカラット)
・1Fトイレ
・2Fのミニ書斎
・寝室
いずれも、そんなに広いスペースではなく、他の空間とはちょっと区切られた場所かな。
逆に、アクセントクロスを使わないと決めていた場所
使う場所とともに、「ここにはアクセントクロスは使わない」と決めていたのは、以下2つ。
子ども部屋
まず子ども部屋に関しては、興味も移り変わっていくものなので、今選んでも好みは変わるでしょうし、まして親が選ぶものでもないかな、と。白のクロスの中から好きなものをそれぞれ子供たちに選んでもらいました。
部屋ってクロスだけじゃないので、インテリアやカーテンとの相性を考えるとシンプルがいいかな、と。
リビング
あとひとつ、アクセントクロスを使わないと決めていたのはリビング。リビングは少しでも広くシンプルにしておくのがいいかなと思って、全面的に白。
リビング階段なので空間的に寂しすぎることもなさそうですし、インテリアの余地があるほうがいいかなと思ったので、リビングにはアクセントクロスを使わずにいよう、と決めていました。
「グレーっぽい濃い色」を選んだアクセントクロス
貼る位置を決めたら、次はクロス選び。ちぐはぐな印象になっていも嫌なので、とりあえずカラーを選ぶ場合は「グレー」っぽさの入った色しばりで選ぶことにしました。あまり工夫をしていないっていうのもあるかもしれませんが、これらの場所はどこも気に入っています。
ちなみにぜんぶアイ工務店の標準のなかから選んだので差額はゼロです。
1F トイレ
1Fトイレはグレーのまじったようなブルー。品番はサンゲツAIK-859。
2Fミニ書斎
ミニミニデスクスペースは、グレー。サンゲツAIK-813
寝室
寝室は、ちょっとブラウンの入ったグレー。サンゲツのAIK-848
1F玄関(エコカラット)
エコカラットのところ。ここはエコカラットのランド(土もの)のアイボリーです。
アクセントクロスの失敗ポイント
失敗ポイントについても少し。完成後、おやおやー!ってなった場所もありました。。
通気口のチェック
1Fトイレに失敗ポイントがあって、通気口目立ちすぎ問題…!
アクセントのところにどーんとくるとやっぱりちょっと気になりますよね。。。はじめて見たときはちょっとショックだったポイントです(^^;)
エアコンとかコンセントとか通気口とか、何かしら「壁につくもの」についてはひととおりチェックして考える必要があるなと思いました。。。
通気口なんかは構造上必要だったりはしますが、それならアクセント入れる壁を変えたりっていうこともできると思いますのでね。
色が薄すぎた
厳密にいうとアクセントクロスじゃないんですけど、2Fのトイレのクロスは全面、薄めグレーにしてみたんですね(すごくなんとなく)
結果、これは失敗というよりは「ぜんっぜん分からない」なとww
全然とまではいかないかな、ちょっと分かるかなぁ…とも思うのですが、まったく工夫ない感じになっちゃったかも…と思っているエリアです。ライトが暖色なので余計分からないってのもあるかな…
2Fトイレはもうちょっとちゃんと考えたらよかった~~~~!!って思ったところ。
カラークロスって、全面に貼るとちょっと薄く感じるので、「ちょい濃いめ」を選ぶのがセオリー、というのはよく言われること。
それを実感した2Fトイレでした…もう一度やるならここも全面グレーじゃなく別のカラーでアクセントクロスにするかなぁ。それか、全面モルタル調とかちょっと質感を変えてもいいかもな、と。
まとめ:少なくまとめたアクセントクロスでもけっこう満足
というのが、我が家のクロス選び記録でした。
我が家のアクセントクロスが多いのか少ないのかは分かりません。でも、「場所は3か所&エコカラット1か所」「色みはグレー」というのは、自分たちのお家の方針には合っていて気に入っています。
これは設計士さんが言っていたのですが「家は完成させすぎないほうがいいですよ」。
ちょっと足りないかな?くらいにシンプルで無難にしておくと、あとからいくらでも色は足せます、というのがその意味なのだそう。
せっかくの注文住宅なのでアクセントクロスは少し取り入れましたが、我が家にはこれくらいの使い方が合っていたな~と思っています。